まずはリスト化しよう
赤ちゃんの引っ越し手続きには医療費の補助をはじめ健康診断の受診リストや予防接種の手続き、児童手当の手続きなど考えている以上にたくさんあるうえ、地域によって差があるため必要な手続きが異なる可能性があります。そのためまずは引っ越しに関してどのような手続きがあるのか、事前に書類をもらわなければいけないのか、などどのような手続きが必要なのかリスト化するといいでしょう。リスト化することによって必要な手続きが目に見えて分かるため、手続きのし忘れもなくなります。
引っ越し前に手続きが必要なものは?
赤ちゃんの引っ越し手続きのうち引っ越し前に手続きが必要なものは「児童手当」「医療費の補助」「その地域独自のサービス」などです。どれも住民税の証明書が必要になるため、市役所などに足を運ぶ必要がありますが市役所はただでさえ混み合っているので小さな子どもを連れて行くのは非常に大変です。ですが、ホームページなどで申請に必要なものを事前に調べることができますし、地域によっては市役所以外の場所でも受付してもらうこともできるので、まずは確認してみてください。
引っ越し先で必要な手続きは?
引っ越しをしたらまずは引っ越し先の市役所に転入届を提出するはずです。そのときに赤ちゃんの手続きも一緒に行いましょう。引っ越し先で行う手続きは「児童手当」「医療費の補助」「子どもの健康診断の手続き」「予防接種の手続き」などです。
健康診断や予防接種も?母子手帳に記載されているからそのまま使えばいいのでは?と思う人もいるかもしれません。確かに母子手帳は一度交付されたものをそのままずっと使い続けるため、引っ越しの際に改めて手続きをする必要はありませんが、健康診断や予防接種は地域によって異なる場合があるので市役所で確認した方がいいでしょう。
引っ越し手続きに必要な物は?
市役所で引っ越しの手続きを行う際に、はんこや身分証明書、住民税の証明書が必要なのはもちろんですが、赤ちゃん自身の名義が分かるような物が必要になります。保険証などはまだ手元にないので、赤ちゃんの名義の通帳などを持っていくといいでしょう。
赤ちゃんの引っ越し手続きには、手続したその日から適用されますが、手続きが遅れると児童手当や予防接種などもどんどんずれていくためその後の予定を組み立てにくくなります。なので、遅くとも引っ越しから1ヶ月以内には手続きを済ませるようにしましょう。